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【書籍】竿田富夫『西郷どんと維新の風』
¥2,200
新しい日本の歴史の幕開けとなった明治維新の大偉業を成し遂げ、日本の近代化に貢献した西郷隆盛。その思想の根幹をなす「敬天愛人」の世界。 それを紡いだのが、沖永良部島での1年6か月に及ぶ幽閉の日々。 狭い牢獄に幽閉され、牢生活は想像を絶する程過酷な道のりであったが、死をもってその潔白を示すことではなく、生き抜いていくことで真実を明らかにし、邪を排し正義を守り抜く道であると考えた。それは天が西郷に与えた試練であると悟って座禅を続けます。そして不思議な程西郷自らが生まれ変わっていく自分を見つめることができるようになります。沖永良部島の酷遇された牢生活を耐え忍んで生きることが出来たのは、まさに「敬天愛人」の信仰的哲学に達していたればこそである。本書では沖永良部島での幽閉の全容と島民、牢獄監視役の土持政照との触れ合いを通じ、西郷隆盛=西郷どんにどのような影響を及ぼしたかを明らかにする。 また、日本語版とともに英訳版も1冊に収め、多くの外国の方々にも沖永良部島における西郷隆盛の生き方を理解してくださるように構成した見ごたえのある一冊となっております! 西郷どんと維新の風 ~敬天愛人の始まり、沖永良部島~ 竿田 富夫 著/竿田 豊 訳 目次 序 推薦のことば 第一章 敬天愛人と沖永良部島 一、西郷どん 徳之島から沖永良部島へ ニ、吹きさらしの牢建設 三、苦難の道(牢屋ぐらし) 四、土持政照の機転(敬天愛人の極意) 五、座敷牢の日々 六、座敷牢における読書 七、西郷塾とその弟子たち 八、年明けて 九、西郷どんと川口雪篷 第二章 生まれ変わった西郷どん 一、天を師と仰ぎ生まれ変わる ニ、「牢屋の先生」相撲をとる 三、講談と扇子 四、牢で烏賊を釣る 五、「南洲」雅号 六、政治の根本を教える 七、備荒貯蓄の教え 八、報恩丸建造 九、義兄弟の契り 十、「西郷の赦免」運動起こる 十一、迎えの汽船「胡蝶丸」沖永良部島へ 十二、帰還後に 第三章 近代日本の夜明け(明治維新) 一、風は南風 ニ、禁門の変と西郷隆盛 三、大政奉還 四、戊辰戦争(維新戦争)と西郷隆盛 五、荘内藩と西郷隆盛 六、西郷政権と西郷隆盛の質素な私生活 七、征韓論と西南の役 西南戦争以後の年表(略史) 各地の西郷南洲翁研究会の紹介 参考 おわりに 英文編 Segodon and the Soul of the Meiji Restoration The Birthplace of "Revere Heaven ,Love People -Okinoerabu-jima Island- Bilingual Japanese English 日本語/英語 二か国語版
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【書籍】石田秀輝『危機の時代こそ心豊かに暮らしたい』
¥1,430
今こそ知恵を出すことで、豊かに暮らせる道がある−。 環境改善や格差社会で限界に達した現代社会のあり方に異を唱える著者が、沖永良部島を拠点にして「笑顔あふれる持続可能な社会づくり」を提唱する。 沖永良部島を生活の拠点にしながら 「笑顔あふれる持続可能な社会づくり」を提案する! 地球と人のためになる暮らし方を見つけた! ロングセラー『正解のない難問を解決に導く バックキャスト思考』の著者 が環境改善や格差社会で限界に達した現代社会のあり方に異を唱え、 沖永良部島を拠点にして「笑顔あふれる持続可能な社会づくり」を提唱する! ============================ ※2冊までのご購入でしたら定形外郵便にて発送可能です。 下記メール便専用ページよりご購入いただけます。 https://okinoreabu.theshop.jp/items/44994523 ============================ 『危機の時代こそ心豊かに暮らしたい』 著者:石田秀輝 まえがき 第一章 二三年前、四五歳で沖永良部島と出会って 超氷河期にINAXに入社する リフレッシュ休暇で奄美大島へ。田中一村の強烈過ぎる絵との出合い 次に向かった沖永良部島に一目惚れ 笑い顔と笑い声、ステキで不思議な島の人々 毎年何度も島に通い始める 沖永良部島の歴史は苦難の連続 夕日の沈む美しさに、自然の大きさが体の中に染み込んでくる ジャングルの中に家を立てる ── これは面白い実験ができるぞ お願いしたいのは「自然とつながる家」への思い エネルギーや資源をあまり使わなくても 快適に暮らせる空気に囲まれた暮らし ネイチャー・テクノロジーと呼ばれるものつくりのシステムを使って 風速八〇メートルの台風に耐えられ、 五〇畳の、高さ六メートルの柱無し居間を持つ「酔庵」が完成 第二章 「地球環境と経済は両立しない」─── 会社を辞めて、東北大学へ 五一歳の決断 主力製品セラミック・タイルを作るために いかに無駄な熱を出さないか、いかに短時間で焼き上げるか 焼かないセラミクス「ソイルセラミクス」がアメリカで認められた 「地球環境と経済は両立しない」ことを地球環境戦略室室長として知る 朝から晩までじっくり考えなければ答は出ないぞ 環境科学研究科の教授として東北大学に赴任 沖永良部島と仙台に家、貯金がゼロに 大学院をつくり五年間五億円のプロジェクトをスタート 「懐かしい未来をつくる沖永良部のこころ」 沖永良部島シンポジウムで中と外をつなぐ 「九〇歳ヒアリング」で初めて知った島の奥深さ 失ってはならない日本文化の要素が色濃く残っていた 六一歳、大学を辞して沖永良部島に移住を決断 第三章 「この島には何もないけれど何でもある」─── 沖永良部島に移住 僕の住んでいる字は六〇世帯 ヤギと鶏七、八羽と野良猫四匹 車は必需品、パジェロと軽トラと電気自動車 庭の小山を掘ってワインセラーを ── 酔庵は進化する 太陽の光や熱、地下水、自然の凄さを賢く利用すれば 野菜づくりは難しい 何でもできる字の人 この島には何もないけれど、すべてのものが揃っている 「ローカルが豊かになるというのはどういうことなのか 」 酔庵塾開塾 第四章 ますます厳しくなる地球環境の中で 心豊かに生きるとはどういうことか 僕が社会人になった時欲しかったもの〝車、家、バイク〟 新しい豊かさの価値、〝ものから心へ〟 地球温暖化のせいで、今までの価値の延長に豊かさは存在できない 生物多様性の劣化は文明崩壊につながる 資本主義の限界で富の格差が生まれる 大変換期アントロポセン(人新世)の時代をいかに生きるか 自然の恩恵なくして我々は生きられない 第五章 新しい暮らし方のかたち ─── 制約のあるところに楽しさがある ポジティブ心理学が教えてくれる幸せとは? 制約を肯定して未来から今を見る「バックキャスト」という思考法 我慢しなくても地球環境に負荷を掛けない心豊かな暮らし方がある バックキャストで描いたライフスタイルから 多くの人が求めている心豊かな暮らし方の価値が浮き上がってきた 多くの人が求めている「楽しみ」や「自然」、そして「社会との一体」 「九〇歳ヒアリング」が教えてくれる 制約の中で生まれる心豊かな暮らしの要素 根底にある「自然に生かされていることを知り、 自然を活かし、自然を往なすことを楽しむ」生き様 心豊かな暮らし方のかたちが見えてきた 物質的な豊かさを煽る「依存型」のライフスタイルではなく 心の豊かさを煽る「自立型」のライフスタイル 依存型のライフスタイルと自立型のライフスタイルの間を埋める「間抜けの研究」 何故わざわざ制約のある生活を望むのか 間を埋める法則 予兆の研究 第六章 日本人が持っている 素晴らしい思考システムが未来を創る すべてのものに霊が宿っている、いつも神様が見ている 自然は自由に制御できるというヨーロッパ思想 自然と訣別し地下資源や化石エネルギーに頼り一〇〇年程で使いきった二一世紀 すべてものは同価で、自然に生かされ、あらゆるものの命がつながっている 楽しみを生み出す天才たちが創り上げた江戸の産業革命 日本のものつくりは心を込め、丁寧に命を注ぎ込む 自然と和合し、生きることを楽しむ江戸の意気 暮らしも付き合いも我慢や忍耐を楽しみに変える術を身につけていた町民 目 的なく、ただひたすらに道を極める、これこそが日本の強み ... 意気な文化が生み出した文明が江戸のテクノロジー 意気がつくるネイチャー・テクノロジー ── 自然の凄さを賢く生かす四つの要素 第七章 コロナ禍が教えてくれた新しい暮らし方のコツ 仕事の足場を会社から家に変えることで視点が大きく変化 テレワークで都市と田舎の境界が希薄になった 小さな可能性を持った組織が新たなかたちを創ろうとしている 相手の自由をお互いに認めることが必要 個をデザインするということ 個で仕事も学びもデザインする 第八章 それこそが未来の子供たちに渡したいバトン 僕がこの島に惹きつけられたのは 沖永良部島を創り上げた五つのちから ワークとライフに境界のない暮らし方 「五つのち・か・ら」から未来のライフスタイルをバックキャストで描く 子や孫が大人になっても笑顔あふれる美しい島つくり 何でも自足しよう! 各集落にエネルギー貯蔵庫をつくりたい 星槎大学サテライトカレッジ 沖永良部島 島自慢しよう! それこそがローカルが豊かになる教科書
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【書籍】石田秀輝『光り輝く未来が沖永良部島にあった!』ワニブックスPLUS新書
¥990
東北大学名誉教授 おきのえらぶ島在住のおきのえらぶ島観光親善大使 石田秀輝さんの新書!離島に住んで考えた持続可能で心豊かな暮らし 巻末に伊勢谷友介氏・吉澤保幸氏との座談会を収録! ============================ ※2冊までのご購入でしたら定形外郵便にて発送可能です。 下記メール便専用ページよりご購入いただけます。 https://okinoreabu.theshop.jp/items/44994523 ============================
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【イラストエッセイ本】くじらとくっかるの島めぐり あまみの甘み あまみの香り
¥1,540
西日本出版社 著者:鯨本あつこ・石原みどり ◆正式タイトル 「くじらとくっかるの島めぐり あまみの甘み あまみの香り 奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島と黒糖焼酎をつくる全25蔵の話」 黒糖焼酎は、実は奄美群島でしか造られていないお酒なのです。奄美群島中にある全25蔵を、「離島経済新聞」統括編集長鯨本あつこが紹介。九州とは違い、沖縄とも違う奄美群島の魅力満載、島好き・酒好きの方必読の蔵と島めぐりのイラストエッセイです。 ●沖永良部島 地下にひみつがある沖永良部島(地図)/文化の境目/美食の島/島の地下へ/ OKINOELOVE/鍾乳洞のようにじっくりと/島に灯りをともした功労者/ 三種の神氣とコーヒーリキュール/「昇龍」40度はパーシャル冷凍で/ くっかるの酒蔵案内・原田酒造/「白ゆり」の香り/ふんわり可愛い「稲之露」/ 巨大ソテツとブレンド技術/久米島から輸入した水/ くっかるの酒蔵案内・沖永良部島と共同瓶詰4蔵(徳田酒造・沖酒造・竿田酒造・神崎産業)/ 至福の島宿タイム/まさに「天下一」の酒/ロックな酒とポップな酒/墓正月と敬老会/ くっかるの酒蔵案内・新納酒造 他、奄美群島全域の紹介あり
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【ビジネス本】奇跡(ミラクル)を呼び込む力
¥1,540
おきのえらぶ島和泊町出身の起業家『西 智彦』さんのビジネス本。沖永良部島での生活の様子から島を出てからのミラクルの数々を綴ってあります。沖永良部島を出たから閃くそのビジネスアイディアやポジティブシンキングは必読!是非、読んでみてください。
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【書籍】石田秀輝『「バックキャスト思考」で行こう!』ワニブックスPLUS新書
¥990
東北大学名誉教授 おきのえらぶ島在住の「おきのえらぶ島観光親善大使」石田秀輝さんの新書! コロナ禍をはじめ、地球温暖化対策、金融資本主義の限界…、わたしたちが直面している問題の多くが従来のフォーキャスト思考=制約(問題)を認識し、これを排除(否定)する思考法では解を導き出せないことに多くの人が気づき始めている。そのような「正解のない難問」に画期的な解が出せるまったく新しい思考法、それが、制約(問題)を肯定して受け止め、その制約のなかで解を見つける思考法、「バックキャスト思考」である。ロングセラー『正解のない難問を解決に導く バックキャスト思考』に、新章「コロナ禍に学び、バックキャストで考える2030年の心豊かな暮らし方」ほか大幅に加筆し、待望の新書化。日本も世界もニューノーマル(新常識)を希求する、いまこそ読んでおきたい一冊。
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【書籍】石田秀輝&古川柳蔵『正解のない難問を解決に導く バックキャスト思考』
¥1,760
iPhoneやiPadなど革命的な製品を次々に生み出してきたアップルの故スティーブ・ジョブズは、バックキャストの思考回路を持っていた! バックキャスト思考を理解することは、ジョブズと同じ世界を見ることに他ならない。地球環境問題やニュービジネス、恋の悩みに至るまで「正解のない難問」に画期的な解が出せるまったく新しい思考法、それが、「バックキャスト思考」である。 わたしたちがいま直面している問題の多くが、通常の思考法(フォーキャスト思考=今日を原点として将来を考える思考法)では、解を導き出せないということに、多くの人が気づき始めている今だからこそ、注目を集める「バックキャスト思考」を正しく、わかりやすく解説した初めての書、ついに刊行!